2010年12月30日木曜日

自家製イワシのオイル漬けで、、、、ほくトロ芋料理

自家製のイワシの塩漬け
オイルに漬けてからほぼ1ヶ月半くらい経った。

初の味見ってことでちょこっと食べてみた。

!!

うんまい!

塩辛いけど、旨味満載の美味しい保存食になっていました!
アミノ酸たっぷりだ♪



味見をしてみてすぐに作ってみようと思った料理。
簡単です。
ジャガイモを皮付きのまま蒸して、お皿に盛り、適当にカット。
サワークリームとイワシのオイル漬けを刻んだもの、パセリのみじん切りをふりかけ、全体に塩と黒胡椒をかけるだけ。
ジャガイモが温かいうちにサワークリームをトロかせながら食べます!うんまい!
お正月用に実家に少しこの塩漬けとサワークリームをもってかえろ。

イワシのオイル漬けのレシピはこれが一番近いかな。
http://www.1101.com/italian_mamma/2009-02-01.html

たった200円ぐらいのイワシがこんなリッチな保存食になるなんて、これは手作りしたほうがいいなー。
他にもトーストの上にチーズと一緒にのせて焼いたり、パスタに使ったり、サラダに入れたり、、、といろいろ出来そう。ドレッシングやマヨネーズに刻んでいれてもいいだろうし、、、


更にアンチョビに近い感じに仕上がるとかで、内蔵をつけたまま常温塩漬けしたものをトライ中!これは2月ぐらいにオイル漬けにしてみようと思っている。

2010年12月11日土曜日

オリーブオイル&イタリアワインセミナー VINITALY JAPAN 2010 @Eataly

代官山イータリーで行われたVINITALY JAPAN 2010。
ヴェローナ見本市協会によるイタリアワイン見本市。
今年はイータリー@代官山で一般向けにも試飲会やセミナーなどが開催される。
ってことで、オリーブオイルとイタリアワインのセミナーに行ってまいりました。


簡単に備忘録。

■オリーブオイルセミナー
イタリアの55万のオリーブオイル生産者、関連事業者の協会「UNAPROL」のミケーレさんによる「I.O.O.% Italian Olive Oil」のお話、京都の山中油店の方によるオリーブオイルテイスティングのレクチャー。

・イタリア国内には2億5千万本のオリーブの木がある。
 オリーブの栽培農地は100万ヘクタール以上。
・20州中19州で作られている。
 北イタリアのアルプス国境の州「ヴァッレダオスタ州」は寒く
 オリーブ栽培に向いていないので生産されてない。
・古くからのオリーブオイルの生産地は、、、
 EUではスペイン、イタリア、ギリシャ、ポルトガル、フランス。
 地中海を挟んでお向かいのモロッコ、アルジェリア、シリアなどでも。
・新興生産国としては、オーストラリア、アルゼンチン、チリなど。
・イタリア国内で生産されているオリーブオイル350種ある。
 スペインはオリーブオイル生産量が1位であるが、生産品種は12〜13種しかない。
・オリーブオイルには抗酸化物質が多い。
 酸化しにくいから、身体に良いのはもちろん、オイル漬けなどの保存食などに
 多用される。(なるほどー)

・最近、イタリアではオリーブオイルで揚げた天ぷらが人気!


・テイスティングはオイルの入った容器を手のひらの温度で温めて香りを立たせてから。
 香りを嗅ぐ→口に含んでから舌になじませて→空気を吸い込んで味わう。
・次のオイルを味わう前に水、パン、リンゴなどで口直しを。

・オリーブオイルと料理の組み合わせは、相反する特徴のものを組み合わせるのではなく
 味がなじむものを組み合わせる。
 強い味わいのオイルには強い味わいの料理を。
 穏やかな味わいのオイルには穏やかな味わいの料理を。


■イタリアワインセミナー
林茂さんによるレクチャー。林さんの本は読んでみたいなーと思っていたところ。
タイムリーにご本人のお話を伺えて、これは本を即買いです。汗

・イタリアは南北に1200kmの長さを持つ半島。
 北は5000m級の山地、南はアフリカに近く暑い。
 山あり谷あり海ありで、この気候の差が様々な品種の葡萄を育む。
・20州全てで生産されている
・キリスト教の影響。長い歴史がある。
・全土に3万件の生産者がいて、1つの生産者で平均7種類のワインが生産されている。
 ということで、21万種類のワインが作られている!
・イタリアは小さな町、田舎にも人がちゃんと住んでいる。
 それにより土地土地のワインが廃れずにちゃんと生産、消費されている。
・DOCGワインは約50種類
(デノミナツィオーネ・ディ・オリージネ・コントロッラータ・エ・ガランティータ:保証つき統制原産地呼称)
・DOCワインは約300種類
(デノミナツィオーネ・ディ・オリージネ・コントロッラータ:原産地統制呼称)
・DOCGとDOCで350種類以上のワインがある。
・日本酒、ウイスキーなどの穀物酒と違って、フレッシュな葡萄が原料であるため
 野菜と同じように収穫作業、加工までの鮮度が重要。
・ワインは「酸」が重要。旨味のある酸の少ない食材と合う。


・今日飲んだワイン、おすすめのおつまみ
泡:ヴェネト州 ボッリチーネ・プロセッコ + 生ハム、パルミジャーノチーズ
白:ピエモンテ州 ロエーロ アルネイス + プロボローネチーズ、パルミジャーノチーズ
赤:ピエモンテ州 ランゲ ネッビオーロ + パルミジャーノチーズ

この中で好きだったのは「ボッリチーネ・プロセッコ」「ランゲ ネッビオーロ」。
「ボッリチーネ・プロセッコ」は青リンゴみたいな青い果実の香りと風味が爽やか。生ハムとぴったりです。「ロエーロ アルネイス」は、その前に飲んだ「ボッリチーネ・プロセッコ」とは全然違っていて、スモーキー。「ランゲ ネッビオーロ」とパルミジャーノを合わせた時にタンニンが和らぐ感じに驚き。


やっぱり食中酒としてワインは素晴らしいなぁーと。料理と組み合わせてどうなの?ってところが重要視される点が料理好きにはぴったりくるんだろうなー。
あと、パルミジャーノチーズの素晴らしさも改めて理解。最近、冷蔵庫に必ずストックするようにしているけど、日持ちするし、ちょっとずつ削っていろいろに使える。
そう考えると高くないよなーと思う。

林さんのお話も大変面白くて、もっと色々お話をきいていたかった。
良いセミナーでした!
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ここんところ「イタリアのワインに限定して」少し本を読んだり、味わったりしている。
一つの国の中で個性的で美味しいワインがこれだけ沢山あるわけで、、、限定しないとようわからん。
他の国のワインも美味しいのは沢山あると思うけど、家で飲むのはイタリアワインにしてみたいと思っている。
オリーブオイルもそうだけど、イタリアの良いところは、土地土地の品種や味を国ぐるみで大事にしている、っていうところが、魅力。

あー、また行きたくなってしまう。。。

アンケートのお土産にストラップもらった♪