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2010年4月28日水曜日

ルーシー・リー展 いぐぞ!


ルーシー・リー展

国立新美術館 企画展示室1E
〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2

[会期]2010年4月28日(水)ー 6月21日(月)

[開館時間]10:00-18:00 (毎週金曜日は20時まで)
※入館は閉館の30分前まで

[休館日]毎週火曜日
ただし5月4日(火)は開館、5月6日(木)は休館

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ほほー。金曜日20時までかー♩
ミュージアムショップも楽しみっす!

2010年4月18日日曜日

国芳の世界を堪能


かねがね行きたい!と思っていた歌川国芳展。

本日、行って参りましたよ。
日曜日であったこと。注目度の高い企画であったこと。が理由と思いますが、大変混んでおりました。
可能であればGWは必ず避けて「平日の午前中」に行くのがおすすめです。

4月20日からの後期は総入れ替えで前期とは異なる作品が展示されるらしいですよ。
ああ、また行きたい。。

一人のコレクターが集めた数千点の中から選りすぐりの作品を展示している、というのにまず驚かされました。
貴重な作品が散らばることなくこれだけ揃っていて、しかも大変美しい状態で残してくださっているこのコレクターさん。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

当時は浮世絵1枚の値段が「おそば一杯分」と同じくらいの値段だったらしい。
ブロマイドの代わりには役者絵を、時事を描いた作品は瓦版代わりに、家の中に飾ったり、団扇などの日用品に貼ったり、人々はなにかにつけて浮世絵を買っていろんな楽しみ方をしていたんでしょう。
国際浮世絵学会常任理事 新藤 茂氏インタビュー

国芳の表現力とユーモア、職人たちの技術、作品を楽しむ民衆の心。全てが調和している!

ブラボー江戸。
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「江戸っ子浮世絵師、参上~歌川国芳~」
ハイビジョン特集 天才画家の肖像(1:48:59)
(みためはこわひが、、、を実際に人間で試してますw。大変興味深い番組です。)








図録も購入したので、今日見た作品のおさらいと、まだ見ていない作品の予習をしたいものです。

2010年4月10日土曜日

きらきらときめき


「ちろり」はお酒をお燗する道具。
漢字で書くと「銚釐」。難しい字だね。

「ちろり」と短時間に暖まるところからきているらしい。ふふ。

今日みた「ちろり」はガラスだから冷酒用。

アテクシは「ちろり」は熱燗用、冷酒用問わず、形そのものが「ちろり」の語感にぴったりだと思う。そうは思いませんか?

「和ガラス」の企画展があったのでサントリー美術館に行ってきた。
赤坂見附にあったころは「The 昭和」な感じの美術館だったけど、建築家 隈研吾氏の設計でとっても落ち着いた感じの良い空間になっていた。
京都のCOCONビルはもっとカジュアルだけど、同じ人が手がけてるだけあってなんとなく通じるものがあった。
サントリー美術館の床はウィスキーの樽を再利用しているんだそうです。ホワイトオーク。
山崎や白州の蒸留所を思い出してしまった。

今日はイヤホンガイドを借りてじっくりと鑑賞しました。

江戸時代の人にとって「ガラスの日用品」は利便性と美しさを兼ねた憧れの製品だったんだろうなあ。

太古の昔から勾玉やビーズなどの宝飾品はあったとおもうけど、西洋からガラスの日用品の製造方法が伝わって、日本の職人も習得するのに一生懸命。
真似しようとして作ったグラスなんかも展示されてます。
がんばってるんだけど、なかなか再現できない。
でもそれもまたいい味出てるんです。

だけど数年で日本の職人の技術も向上してくる。
その変遷が展示物を見るとわかります。

金魚売りから金魚を買う時に、「金魚玉」というまあるいガラスの玉に金魚を入れてもらってぶらさげて帰って、お家の中でぶらさげて楽しんだり。
風流じゃないか。
今となってはビニール袋になってしまって残念。

その他にもほうほうと思ったのは可杯。
杯の底に小さい穴があって飲み干さないと下に置けない杯。そういう杯があるのは知っていたけど「べくはい」と読むことを改めて知った。これって漢文から来てるんじゃん、って読み方を見てわかった。

和宮の遺品の雛道具の箱の漆絵付けの模様。
あの模様、写し取ってポストカードなんかにしたらすごく素敵だろうなぁ。。。

図録は買わなかったけど、展示品リストをみながら思い返しています。


子供の時、古いガラスって妙に惹かれるものがあって、骨董市でガラスの明治か大正頃の金魚鉢やかき氷グラスを買ってほしいとせがんだり、レトロ飲料の「みかん水」のガラス瓶が欲しくてわざわざ電車に乗って製造元に買いにいったり。
(リンク先のみかん水画像、同感。がっくり。。orz)

コーラやファンタもガラスのボトルだったもんなあ。
瓶を自分で販売機からガチャって引き出して、扉の横についてる栓抜きで王冠を抜いて飲む!
最高に美味しかった。



ペットボトルや缶入りが主流になってなんかつまんない。美味しさも半減した気がする。

昭和時代に生まれたアテクシですらガラスにときめいたりしていたわけで、江戸人はどんだけわくわくしたんだろう、、、と。
江戸人が楽しんでる光景を思い巡らせながら楽しく鑑賞しました。

なごんだよぉ。


この企画展の展示物の所蔵先で気になったのは以下。
・瓶泥舎びいどろ・ぎやまん美術館準備室
・江戸ガラス館
・美光びいどろ庫
検索しても公式サイトがヒットしない。一般公開していないところなのかな。

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美術館を出てから同じフロアにあるSAYAでブリキの茶筒を購入した。
お茶が増えて入れ物がなくなっちゃった。

京都の「開化堂」の茶筒、欲しいなぁとおもってたけど、これは高級すぎて手がでません。^_^;;

それに比べるとこっちはひとつ1000円前後。
もちろんこっちは機械で製造されてるんだろうけど悪くない。
台東区で製造されてるんだそうだ。

シンプルでいいねえ。

http://www.syuro.info/onlineshop/6a.html
http://www.syuro.info/onlineshop/6b.html
http://www.syuro.info/onlineshop/7a.html

さっそく、清茶と日本茶を入れて使用。

2010年4月9日金曜日

うははー

府中美術館

歌川国芳 奇と笑いの木版画


会期:2010年3月20日(土曜日)から2010年5月9日(日曜日)
開館時間:午前10時から午後5時(最終入場は午後4時30分まで)
休館日:月曜日(3月22日、5月3日を除く)、3月23日(火曜日)、4月30日(金曜日)、5月6日(木曜日)

超たのしー♩むひょー。

井の頭線の広告で気になってたこの企画展。
いつもドア脇に立つのが習慣なんだけど、目の前にあって「じぃーーー」っと見てた。w

改めてサイトでチェック。ふふふ。江戸時代の人っておもしろい。

「みかけハこハゐがとんだいゝ人だ」(みかけはこわいがとんだいいひとだ。w)の拡大画像がサイトで配布されていたのでDL!
http://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/kikakuten/kikakuitiran/kuniyoshi/files/mikakehakowaiga.pdf

「みかけハこハゐがとんだいゝ人だ」

「大ぜいの人が よつて たかつて とふと いゝ人をこしらへた とかく人のことハ 人にしてもらハねバ いゝ人にはならぬ(大勢の人が寄ってたかって、とうとう、いい人をこしらえた。兎角、人の事は人にしてもらわねば、いい人には成らぬ)」


にゃはー。DLして見るとさらにおもろい!みんな、みれ!
パッチョに共通するものがある。(おケツですか。。。。)
数えてみたら14人くらいいる。構成されてる人は全員「善人」に違いない。

これほんとの人間でやってほしい。w
花形ポジションはやっぱ鼻の人。


『人かたまつて人になる』 

「人おほき人の中にも人ぞなき 人になれ人 人になせ人 (人多き人の中にも人ぞ無き 人に成れ人 人に為せ人)」


なんだか、歌川国芳、面白いなぁ。。。

会ってみたい!
脳内でいろんなこと想像して毎日を暮らしてそうだ。w


この企画展は絶対に見に行かねば!


2009年12月17日木曜日

三島にいってきた

木曜日の仕事終わりに三島へ。金曜日代休とっちゃった!

「クレマチスの丘」は三島の駿河平にあり、岡野喜一郎が設立したベルナール・ビュフェ美術館をはじめ、いくつかの美術館やレストラン、アートショップ、クレマチスガーデンなどがあり、絵や文学が好きな人だったら1日楽しめるところです。
(岡野喜一郎はスルガ銀行の第三代頭取。ベルナール・ビュフェのコレクターとしても知られ芸術、文学に造詣が深かった。スルガ銀行の文化支援活動の一環となっています。)

むかーし、父と母に連れられてベルナール・ビュフェ美術館には来ていたと思うのですが、、、おそらくお子様の頃だったと思うので、全く覚えていません。汗

ベルナール・ビュフェ美術館ではちょうど「レオナール・フジタ展」をやっており、東京で見逃したので三島までわざわざ行ってきたわけです。
木曜日に三島入りして、安いビジネスホテルに泊まったのですが、寒かったよぉ。。。しかも、伊豆の地震連発でぐらぐら揺れるし怖かったよぉ!数分おきに地震速報がテレビの画面に表示されるんで、ついにきた???こんなところで死にたくない!と焦りました。笑


クレマチスの丘までは三島駅から無料のシャトルバスが出ていて、クルマで行ったら25分もかかるところにタダで連れて行ってくれます。素晴らしいサービス!
空気もいいし、自然がいっぱいだし、冬だからクレマチスの花は見ることができないけど、また花の季節に訪れてみたくなるような場所でした。

お目当てのレオナール・フジタ展。
幻の群像大作、アトリエ・フジタの再現、平和の聖母礼拝堂の3本柱になっていて見応えのあるもの。
「乳白色の肌」をじっくりと堪能できました。いつかフランスに行ったらランスにある聖母礼拝堂やアトリエも訪れてみたい。

ビュランを使ってフジタが挿絵を描いたコクトーの本「海龍」の展示も。


詩、絵画、映画と多方面にわたって才能を発揮したジャン・コクトーは、ジュール・ヴェルヌの小説「80日間世界一周」に触発され、1936年、友人のマルセル・キムと共に、世界一周の旅に出ます。同年5月に日本を訪れ、藤田嗣治や堀口大學の案内で神戸、京都そして東京を巡りました。
「海龍」は、日本滞在中に相撲見学や芸者衆との対談、そして歌舞伎座の楽屋に6代目菊五郎をたずねるなどして時を過ごしたコクトーが、その独特の敏捷な目に映った日本の風物詩として書き表したものです。コクトーと親しい友人であった藤田が、当時世界的に絶賛を浴びた描線による挿画を25点寄せています。


挿絵本も興味深い。。。フジタの挿絵本、木口木版を調べたときにネットオークションや画廊のサイトでいろいろ見つけていたので、偶然にもそれを見ることができて良かったです。




世界一の収蔵を誇るビュフェの作品も堪能。
ビュフェの作品は見ると全般的に悲しくなってしまう私。
アナベルと出会い結婚した後の色使いの変化を見ることができて、ビュフェがミューズと出会えたことを実感。
最期、ビュフェはパーキンソン病を病んで自殺してしまうわけですが、、、


ミュージアムショップでもちろん図録と、ついでにフジタの愛らしい猫やビュフェのニューヨークを描いたポストカードを数枚購入。
カフェレストランも併設されてて、夏だったら外で食事するのも楽しいだろうなぁ。


すぐ横にある井上靖文学館も見学。

偶然というか、おろしあ国酔夢譚を映画でみたばかりで原作も読んでみようと思って購入した矢先。文学館の展示を見て他にも読みたくなったものが沢山!
「天平の甍」「氷壁」、、、
これらは、おろしあ読んだら次に絶対に読もうと思いました。

ほんとに読んでない本や知らないことがいっぱいあるぞなもし。汗


巡回バスに乗ってクレマチスガーデンの方に移動し、ガーデンバサラでランチしました。

徳島「青柳」の主人小山裕久氏のプロデュースしてる「バサラ」。東京にもあるよね。(行ったことないけど、、)
和食が食べたかったのです。一人なのでガーデンバサラの1Fの茶屋の方を利用。

注文したのは「バサラ膳」(1800円)。日替わり膳みたいです。
牛肉、白菜、こんにゃく、菜の花をすき焼き風の味付けにした一皿がメイン。
それにお刺身を使ったサラダ、きのこと油揚げのお味噌汁、ご飯、香の物、ぜんざい、ほうじ茶。
器も美しく、ボリュームもあり満足。すき焼き風の味付けが少し甘かったかなぁ。
お味噌汁の具と味付けが気に入っちゃった。ちょっと大きなキノコ。あのキノコなんだろう。。。
次に来た時は2Fの茶屋じゃない方で食べたいと思います。

食べログ ガーデンバサラ

ヴァンジ彫刻庭園美術館とIZU PHOTO MUSEUMは今回はパス。
庭園美術館だしねー、寒いので次回暖かい季節のときの楽しみにとっておこう。

2009年11月20日金曜日

これは見応えがある

KABUKI界の成田屋さんではおめでたいニュースもありワイドショーとかすごいんだろうなー。

テレビを見ていない暮らしを送っているアテクシは映像といえばもっぱらネットでをみるかDVDを借りるぐらいなのですが、Youtubeでフランス・オペラ座公演のフランス語での口上映像を発見。
市川団十郎さん、ちょっと私のおじさんに目元が似ているので(あんま関係ないか 汗)、お身体のこととか気になっておりました。

うーん、でもこの映像、見応えがあります。
ふふ。ちょっといいですね。このスタイルでフランス語って。
みなさん、堂々としててすごいです。

市川亀治郎さんの口上がサービス精神たっぷりで良いなぁ。
白洲次郎ドラマの青山二郎役の人だよね。



学生のとき、市川猿之助門下の女形 市川笑也さんが学校に講演に見えられ歌舞伎のお話をきいたことがありました。彼は普通の家庭に生まれ育って国立劇場の歌舞伎俳優研修を受けて歌舞伎役者になったということで、歌舞伎の世界への入り方もいろいろあるんだなーと思った記憶があります。

以前私ってば新橋演舞場と歌舞伎座のすぐ近くの会社に勤務していたにもかかわらず、一度も歌舞伎をみたことがなく。。
歌舞伎って一回は見に行きたいなーと思いながら今に至ってしまいました。

2009年10月12日月曜日

沖縄 読谷村にいこっかなー

沖縄には1400年代から作られている「やちむん」という陶器があってたくさんの陶工が住む集落があるそうだ。
読谷村にその集落はあるそう。




やちむんを多く取り扱うもやい工藝


前から本や雑誌でみるたび「やちむん」の器はいいなぁと思っていた。
筆づかいが古い安南焼を彷彿させる。
安南焼とはタイの焼き物です。新しいものにはあまり興味がわかないけど、古い安南焼は好き。

やちむんも安南も素朴で南国のおおらかさを感じさせる器です。
暮らしに根付いてきた民藝ですね。

来年2月21日〜22日に「やちむん市」という陶器市が開催されるらしい。
JALの商品券10,000円分あるし、ちょっといきたいなぁ。。。。(JALだし、とっとと使っちまわないと。。汗)
海もぶらぶらしてさ。

いろいろと調べてみよう。

読谷村
やちむん/読谷山焼北窯・陶器工房壹
琉球ガラスの歴史と作家
北窯
むら咲むら

海の邦 都屋 TOYA

2009年10月3日土曜日

文字の美

昨日、M・ムーが呑んでいる席で京都の印房の職人さんを訪れた時に感じた話をしてくれた。とってもええ話だった。

ちょうど今、篆刻家、画家、陶芸家、書道家、漆芸家、料理家、美食家など多彩な顔を持つ北大路魯山人が書いた食に関する文章を集成した「魯山人味道」という本を読んでいた。
私の興味としては、魯山人が食材や料理をいかに大切に思い日々暮らしてきたかというところと、魯山人の人となりを知ってみたいと思ったところから読み始めたのです。
貧乏な境遇の中でも生来の天才的な味覚とセンスに気づき、それを磨き、五感が感じられる最高のレベルを具現化しようとして生きた人なのだと思った。
魯山人も書家、篆刻家としてスタートし、晩年もひとりで取り組める書の仕事に戻っていった。
沢山の書や篆刻の作品を残している。

ちょっとシンクロした。


私はデザイナーの下支えをする仕事なので、デザインとして目に入る部分については自分で何かを生み出すことはしていない。
でも普通に生きていく中でも、何かするときに、その成り立ちを知り、それを自分なりに工夫し表現すること、表現しつづけることが、自らを高めるということになるんだろう。
M・ムーが京都の職人さんから感じ取ったことは、そういうことなんだろうと思った。
ムーは職業柄、アテクシなんかよりもっと強く感じたんだろう。

昔のものだから古くさいとか、そんなことをいうやつは全然わかっちゃいない。
むしろ昔の方が、物質的な豊かさがないこと、自ずと厳しい環境に身を置き修行を重ねるといことが当たり前であったため、自分の技術や能力を研鑽することが、この日本の礎になっていることは間違いないだろう。
だから、自国の文化や歴史を学ぶことは大切なことなんだろうと、特に最近思うようになってきたアテクシ。

文字ひとつとってみても、どうです?みなさん。
アテクシはパソコンを使うようになってはや15年。
手で書く文字が汚くなってきました。^_^;;
そして、読めるけど書けない、という文字が多くなってきました。^_^;;
子供の頃は書道も好きで、漢字も読み書き出来る方だったんですけど、、、、
ちゃんとどういう成り立ちでこういう形になっているかとか、どういう時に使うのか、、、キーボードの「変換」を押すだけでちゃんと理解しようと試みることはめったにない。

たいていの場合はパソコンの中にインストールされているフォントを使って(微調整することもあるが)何かを作っている。
フォントを使って美しくレイアウトする、という技術もセンスが必要だけど、やはり手書きの文字はその人を表すから、やっぱり手紙や封筒の表書きなんかは手書きで書きたいよなぁ。。。

最近、本屋さんに行ったときNHKの「美の壷」という番組の本を手にとったんですけど、その題字がちょっと奇麗で、家に帰ったときにどんな人が書いているのか調べてみました。
女性の書家「紫舟」さんという方が書いているそうです。

サイトを拝見し、書家という職業を少しだけ知ることができました。
特に「FALKEN」のポスターのお仕事。ちょっといいですね!!
その他の作品も、本当に自らの手によって「産み出す」という工程を踏んで、産声をあげていることがよくわかります。

極めようとしてる人は美しい。





書という古来の文化をCGという新しい技術により現代の感覚と融合。

2009年9月30日水曜日

行ったらいい


青不動 ご開帳

今日、ランチの時にハルヲに「青不動を見に行ったらいい」話をした。
情報が曖昧だったので検索したよ。


806年、天台宗の伝教大師最澄が、京都・比叡山延暦寺を開くにあたり住坊をつくった。そのひとつである青蓮坊が青蓮院の起源である。(「Discover Japan 創刊号」より引用)

→最澄VS空海ってことで「空海本」を読んでいるのなら行ったらいい。



この青不動は秘仏であり、平安時代より現在に至るまで、ほとんど一般公開されていませんでした。現在、青蓮院の本堂におまつりしている青不動明王像は複製を開眼したものです。本物の青不動は国宝の中でも大変貴重なものであるため、特に厳しい保存条件のもと、大切に保管しております。

青蓮院での青不動ご開帳は創建以来初めてで、過去には1970年の「大阪万博」と1986年の奈良国立博物館「平安仏画展」、1997年「比叡山・高野山名宝展」の3度しか公開されておりません。
(青蓮院サイトより引用)


→2009−806=1203じゃん。
 約1200年の歴史の中で初めての
 青蓮院でのご開帳ってことだぬ。
 行ったらいい。 


ああ、アテクシもこれ見に行けばよかった!!
12月20日までしか公開してないらしい。。。

2009年9月27日日曜日

八相の庭 by 重森三玲



さて、どこにいこうかー。
東福寺のポップな庭を見にいってみようと思い、電車に乗り込む。

またもや、閉園時間間近に到着。
昭和を代表する作庭家の重森三玲(1896~1975)が作った庭だそうだ。
お寺そのものは700年以上の歴史がある。
この現代風な庭と歴史的建造物がどんなふうに組み合わさっているのかー。ちょっと興味津々。

清水寺や金閣、銀閣などと違って観光客も少ない。ゆっくりできそうです。
塔頭が25もある広い敷地は、緑いっぱいの渓谷のある地形で、美しい橋が3つかかっていて散策するのが楽しいところです。
京都最大の伽藍を持つお寺だそうです。




北斗七星を表している。



イサムノグチはこの市松模様の庭を見て「モンドリアン風の新しい角度の庭」と評したそうだ。

この旅行の前に、たまたまイサムノグチの半生を描いた本を読んだのだけど、京都に来て訪れた場所で彼の姿がちらほらする。
もちろん京都に縁がある人だったから足跡を感じることができるのは当然だけど、このタイミングに本を読んだことは偶然とはいえ、ラッキーなことでした。

八相の庭でしばらく庭を眺める。
今日は気持ちいい風が吹く良い天気♪



鎌倉時代。1232年から19年かかって建てられたそうです。
巨大な山門と本堂。瓦や柱や梁の組み合わせをじっと観察。


2009年9月24日木曜日

何必館で「北大路魯山人展」

今、京都にいるパッチョ。

京都に着いて駅ビルでランチ。おばんさいの食べ放題がついてるセットです。
(といってもおかわりするほど食べられませんでしたが、、)
選んだおばんざいは、
・炒り豆腐
・三つ葉しめじ(煮浸し)
・出し巻き卵
・おからの炊いたの
・瓜の酢の物
・しば漬け

駅ビルのレストランですが、関西らしく味付けは薄め。
これだけ食べると結構おなかいっぱいだよ?
でも、こんなふうにお惣菜を選べるランチスポットが会社の近くにあったらいいな。



Book Shelfでも書いたけど、「イサムノグチ」を読んで北大路魯山人がどんな人だったのか気になってきた。。。
昔よく読んでいた芸術新潮や骨董関連の本や料理の本で北大路魯山人の名前はよく目にしていたし、作品の写真も目にしていたことがあったけど、「イサムノグチ」にご本人の性格がよく描写されていた。
これは知りたい!と思っていたところ、京都の何必館で「没後50年 何必館 生活の中の美 北大路魯山人展」をやっているのを知った。
生で作品が見られるんだーと思い、ホテルについて荷物を置いてから出かけてみる。

この椿の器。想像よりもかなり大きくてびっくりした。

閉館まであまり時間がなかったのと平日だったためか、人はまばら。
何必館の最上階の中庭庭園みたいなところにもちょっと興味があり、前から行ってみたかったのでこの空き具合はちょうどいい。


魯山人の作品も写真でみたことあるものが沢山あった。
イサムノグチの本を見ると、けっこう量産していた作品もあったみたいだけど、展示されているものはそういうものではないな、というのが一目でわかる作品ばかり。
食器を見ると、どうしても「これにふろふき大根を盛ったらおいしそう」とか「ちょっとした珍味をのせるのにいいな」とか、料理を盛りつけたところを想像して自分の好き嫌いを判断しちゃう。(使える、使えない、の判断、、、ですかね)
でも魯山人は使われることを望んでいたのだと思うし、使う側が豊かな想像力を働かせてくれることを望んでいたんだろうと思う。
「器は料理の着物。」素敵な言葉。。。素直に頷ける。

魯山人は食客の時代に色々なことを吸収した。
「食客」なんて立場は現代には、、、ほぼないだろう。昔のパトロンと今のパトロンのサポート方法の違いを比較するのもちょっと面白いかも。
作品を目に焼き付けつつ、魯山人の半生を描いた読み物を読んでみたいと思う。

何必館を出て、祇園を歩いてみる。






鴨川のほとりを歩く。
町の中に川が流れていて、ほっとする。






帰りはこんなふうに写真を撮りながら烏丸御池にあるホテルまでテコテコ歩いていく。

新京極!!通ったよ!中学の修学旅行で来た記憶が、、、、
人でいっぱい!迷子になりそうなぐらい人出があったように記憶しているけど、今日通ったらあんまり人がいない。。。中途半端な時間だったからかな。。。

寺町通りから脇道を入って町屋が立ち並ぶ住宅地を歩く。
京都っていいなーと思ったのは、こういう繁華街から外れたところにポツリポツリと色々なお店があるところ。お豆腐屋さんや骨董屋さん、イタリアンにフレンチ、和食のお店。。
どれも魅力的な店構えです。
そこをママチャリに乗った会社帰りの人々が走り抜けて行く。
なんか地域密着感がすごい。ちょっと羨ましい。
京都で暮らすのっていいだろうなぁーと漠然と思いながらテコテコ。

2009年9月12日土曜日

じんわり、どきどき、にまにま


アサヒビール大山崎山荘美術館へ。
megrockさん推薦の美術館。
安藤忠雄設計の建築がある洋館の美術館、という事前知識しかなかった。

行く前に美術館のウェブサイトを見たら「民藝と仏教美術〜柳宗悦のこころうた〜」展というのをやっている!

民藝といえば日本民藝館も好きだし、京都の河井寛次郎美術館、静岡の芹沢銈介美術館も好きだ。
特に芹沢銈介美術館は、銈介が蔵を改築し住居にしたものが移築されていて、それがとても素敵!小学生のとき、将来はこんな家に住みたいなーと憧れました。


この展示で取り上げられている仏像は、柳宗悦が注目した木喰上人の木彫仏。
木喰上人の仏様は難しいことなしで見ているだけでじんわりほっこりする。仏教の教義を知らない人でも見るだけで救われるような表情なのだ。
民藝論を提唱した宗悦が好むのがほんとうによくわかる。

というわけで企画展にも建物にも興味を持ったので、蒸留所を出てその足で美術館に向かいました。


美術館に向かう道。美術館そのもののロケーション、外観。
入口から中に入る手前までで全て気に入った!
この洋館の歴史、そしてこの古い洋館や庭が安藤忠雄の建築と融合しているところ。
庭園の睡蓮の池、山の緑、今日の天気が雨で良かったと思えるぐらい全てが調和していました。
このどきどきはなんだろう、と思うぐらい、一目惚れでもしてしまったかのような気分。

そして気になっていた企画展。出会った仏様のほほえみや柳宗悦の世界観にも癒される。

この美術館についてはウェブサイトにおまかせします。
私の中で、今まで行った美術館ランキングでかなり上位にランクインされたことは確実。

すべてが素晴らしすぎて、庭の東屋から父に電話してしまった。
この山荘と木喰仏と宗悦についても、私と好みが合う父に伝えられてそれもまた感激。

誰かに教えたいし、また違う季節に行ってみたい。


1時間おきにたった2分だけ演奏される18世紀のオルゴールの音の繊細かつ荘厳なこと。
バスルームの素敵なこと。
窓枠やドアや天井の梁や暖炉や、、、こまかな装飾たち。
そして蘭が咲き乱れていたであろうサンルーム。
池の睡蓮と奇麗な色の鯉たち。
いろんなところに感激があった。

この館の主であった明治の実業家 加賀正太郎についても興味が沸いてくる。
今はまっている日本の明治期以降の読み物の中で、きっとこの先、この人物にも出会える気がする。



美術館に向かう道沿いにある加賀邸(加賀正太郎の系譜の方の持ち物なのだろうか)も落ち着いた雰囲気の煙突のあるモダンな建物。この建物もちょっと素敵でかなり気になる。。。


帰りは山崎駅まで送迎バスで戻り、カフェでランチ。

カフェ2Fのギャラリーにて、ベトナムの安南焼か中国のものか骨董のれんげを見つけた。
形も少し変わっていて、本来のれんげとしての使い道以外に、食器のように小さな料理を盛っても素敵な感じ。こういうのは5本一緒に連れて行ってあげなければかわいそう。
それから京都の山田製油のごま油も自分へのお土産にした。

帰りは京都の駅から新幹線。
夜ご飯は家で作ろう。
スーパーに寄り、新鮮でこぶりなヤリイカ、ズッキーニ、生トマト、にんにくなど買い物。
今夜は疲れたのでタウリン摂取。パスタにして食べる。

小さな感激が沢山あった1日でした。