2009年11月22日日曜日

大江戸骨董市にいってみた。

今日は大江戸骨董市へいってみた。
雨が降りそうだけど、大丈夫かな?と思いつつお出掛けです。

今週は臨時に立った市なので出店も少ないとのこと。しかも雨が降りそうだったので途中で店仕舞いしてしまった業者さんもいるらしく。
それでも100店くらいは出てるかな。
(第三日曜日だと300店くらい出店するらしいので、1月には第三日曜日にいってみよ。)

いろいろと見ているうちに2〜3時間はあっという間に過ぎちゃう。
骨董のお店の人は「見てるだけ」のお客さんも歓迎してくれる。
何度もぐるぐる回って見て、また戻ってきて、物色しててもそれを許容してくれるから気が楽なのです。

西洋のものも多くて、北欧のものや、日本の古道具でも今どきライフスタイルにとけ込むようなセレクトがされた店だったり、アルファベットの活版の版や紙ものなどを扱うお店もあったりして、なかなか素敵です。

あと、古くてカラフルなタイルを並べてるお店や、江戸の頃の紙製の紋切り型を沢山そろえているお店もありました。(紋切り型はかなり琴線に触れた!)

これは老眼鏡だと思うんだけど?
(これで見てみたけど私の目にはまだ合わない。。ほっ)
丸くて薄いレンズで出来ていて、チェーンを通すとちょっとかわいい。
このレンズのチャームは500円。
もうひとつアルファベットプリントの上にガラスが被せられた小さいチャーム400円と組み合わせてみた。

異国の地からきた古くて気軽なアクセサリーになりました。

これはクルミの殻とコーヒーの粉、はぎれで作った針山です。

コーヒーの粉が入っているのは針を錆びさせないためらしい。コーヒーの油分の効果なんでしょう。
こういう小さな手作りの品はお店の人の手製だったりする。これはひとつ300円。
いろんな色のクルミ針山が箱の中に入っていて、おもちゃ箱みたい。

日本のものばかり扱うお店もあれば、フランスのキレイな布やリネン、シンプルでかわいい刺繍の入ったハンカチ、リボン、ボタン、、、飽きないなぁ。

これ、目に入った瞬間、「おっ!」と思った。唐三彩スタイルの鉢です。
おじさんにお値段聞いたら2000円を雨の日割引で1500円にしてくれるという。(お値段も素敵!)
果物を入れておくだけでもいいし、白く煮含めた里芋にお味噌ダレをかけて盛ったりしたらいいだろうなー。
オリーブとフェタチーズのサラダとか入れても似合うよ。
唐三彩はシルクロードを通って中近東やヨーロッパまで影響を与えていて、この鉢もちょっぴりエキゾチックな雰囲気。
小さめの鉢なのでクドくなくてほどよい感じです。

またしても蕎麦猪口。これは江戸中期ぐらいのものだけどちょっとモダン。
色もすごくキレイな藍色。

この柄は珍しいので、なかなか高価な価格がつくんだそうだ。
業者同士で分け合って一つになってしまったんだそう。
1つしかないのと雨が降っているのと、私が何度も見に来てすごく悩んでいるのを見ておまけしてくれた。嬉

【模様について】
調べたらこの柄は「立涌文(たてわくもん)」というんだそう。

有職文様の一つで、波型のラインが2本向き合って並んでいます。奈良時代より使われていて、ふくらんだ部分に、菊・桐・雲などの文様を詰めたものもあり、これは雲立涌、花立涌、波立涌と呼びます。染織品によく使われている文様です。たちわきともいいます。



いろんなタイプの商品を勢揃いさせてるお店もあれば、店主の趣味で統一させてるお店もあるし、見て回っているうちに「おっ」と思うお店を見つけるのは面白い。

このおじさんのお店、1点ものが多いけど、なんだかいいのがいろいろある。たっぷりとした蛸唐草のと唐草のや、繊細な柄のものや、いいなぁと思うのが並んでいた。江戸時代のものばかり。
蕎麦猪口として使ってもお酒やコーヒー飲むのに使ってもいい。
小さなおかずをいれてもいい。

そのあと、ついでなので、丸の内ブリックスクエアというビルにできた「エシレ」直営のお店でフィナンシェとクロワッサンを買って帰ろうかと思ったんだけど、、、

うわ、1時間並ぶんだってさ。
あちきには無理だす。汗
あーあ、残念。

(あっ、でも今度の金曜日、セミナーでまたこの辺りに来るんだった!うし。そんときもう一度、エシレにトライしよう!)

それにしてもこういう商業ビルが沢山あるんだなぁ。。。とまたもや感心してしまいました。

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