2010年6月5日土曜日

ねぎま鍋 粋じゃの



セレブスーパーマーケット 魚介売り場「アラコーナー」にて、またしても鮮度の高い「生かじきの切り落とし肉」を発見。

イタリアンか?それとも和風に焼いちゃうか?味噌漬けはこないだやったし、、、
どうしようかと考えていたところ
「これは、、ホワイトミートだけどマグロってことで、、、藤枝梅安スタイルで"ねぎま鍋"。。いっとくかぁ?」
と思いついてしまった。
「仕掛人 藤枝梅安」は池波正太郎の小説。
食のシーンが大変魅力的なのです。

貝柱飯
浅蜊と大根の鍋
白魚鍋、、、、
もちろんねぎま鍋。

シンプルな点数の食材なんだけど、梅安の手によって粋に料理に仕立て上げられる。
潔くていかにも江戸だね。

梅安料理ごよみ (講談社文庫) (文庫)
池波 正太郎 (著)


白魚鍋、兎汁、鰹飯、鮑の酢貝、白玉、秋茄子の塩もみ、豆腐の葛餡かけ、おかか雑炊、掻鯛、浅蜊と大根の小鍋だて。池波正太郎が描き出した、梅安と仲間たちの、おいしい食事の極めつきを、梅安好き、料理好きの専門家2人が解説して、作り方と共に供する好読物。巻頭に「池波正太郎梅安を語る」付き。


ということで、京都は三十三間堂そばにある「鍛金工房 WEST SIDE 33」で購入した打ち出しアルミ鍋を使って「ひとり鍋」を実施することを計画。

まあ、具沢山の汁物ですね。
野菜はシンプルで香り高いものを使いたい。ということで三つ葉を選択。
白葱をフライパンで空焼きして焦げ目をつけて、三つ葉はざくざくカット。三つ葉はどっさりお使いなさい。
しいたけにお豆腐に、主役の「生かじき」。

出汁は簡単に「鰹の粉出汁、無添加昆布茶、黒みりん、日本酒、醤油、塩」。自然のものばかり。粉山椒をかけていただきます。



パなく旨い!出汁が、、、出汁が、、、、シルが、、、
日本人に生まれてよかった。。。涙
梅安先生。。。ありがとう。

そしてデザートには「目黒 東山 こくぼ」の"あんみつ"でございます。



伊豆のテングサから作った寒天が過去最強に美味しい寒天だったけど、これも甘さひかえめで夏にはもってこいですね。うまぁです。

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