2009年10月16日金曜日

仕覆用の布を買ってしまった。

今日、某布店に行って少しだけ仕覆用の布を物色してみました。
素敵な布がたくさんあるのですが、、、いかんせんちょっとお高い。
1m5〜6000円ぐらいからはじまり上は1万円を超えるものがほとんど。
面白い表情のものはたくさんあるんだけど、はじめて仕覆を作るのに、そんな高級なものを使うのはチャレンジャーすぎます。。

どっしよーかなー、、、と悩んでおりました。


今回、まず挑戦しようと思っているのが、黒い肌とフォルムが魅力的な焼き締めのカップ(焼酎にぴったり)を入れるための仕覆。
次にやりたいのは、藍色の染め付けの蕎麦猪口(もちろんお酒用にしようと思っている)を入れるため仕覆。


黒い肌のカップを包むコーディネートとしては、
・表布を同系色にして裏布をキレイ系の色をもってきて、
 包んだときに裏布がさし色としてちらりと見えるバージョン。
・表布を華やかななものにして、裏布は器に近い色をもってきて、
 中身の器と表布のギャップで遊ぶバージョン。
・表情や模様が面白いものを使うバージョン。

藍色染め付けの器を包むコーディネートとしては、
・表布を赤系の色をもってきて、中身の藍色のギャップを
 楽しむバージョン。
・表布を藍の型染めの布を持ってきて、中身も外身も
 藍色の模様違いの布の組み合わせを楽しむバージョン。

をなどなどいろいろな方向性が考えられます。

それから紐も茶道の仕覆みたいなものを使わなくても、革紐や自然素材の紐を使ってもお洒落だしねえ。
私が某布店のショップスタッフのお兄さんに、この構想を話し、向いている布のアドバイスをしてもらうと、「いいですねー!僕もほしいなー」とアイデアを褒めていただきました。(といいながらも商品は買わなかったのだけど、、スマンです。)


とりあえず、第一作目を作るのだし、、、もう少しお手頃でいいものはないかな???と思ってインターネットを物色。
すると素敵な古布屋さんを見つけてしまいました!

その名も「古布工房 はやかわ」さん。

日本の古布やインドの布、古布などを中心に扱っているサイトです。
直接インドに買い付けにいったりしてるらしい。
ちょっと素敵なものがあるんじゃないのー!

インドの古布の切れ端。100年ほど前のインド/グジャラート州カッチ地方のものらしい。草木染めです。
古布だからきっと味のある風合いかと。華やかでせう。
黒い器でも藍色の器でも合いそうです。
白いカップやぐい飲みなんかも入れても似合いそう。



インドのグジャラート州ブジ近郊の村で作られた草木染めのブロックプリント、更紗布。
これは染め付けを包んでみたいかも。裏地はこの布の中の1色をつかうといいな。







同じくインドのグジャラート州ブジ近郊の村で作られた草木染めのブロックプリント、更紗布。
ストライプの柄を生かして、すとんとした筒状の湯のみのような形の器を包むのにお洒落かもしれません。







明治期の藍の型染め木綿布。切り売りしてもらおうと思ってる。
白と藍色がぱきっとしててなかなか良いではありませんか?この布の中から細かな模様の染め付けがでてきたら素敵じゃないかー。

とまあ、4種類も買ってしまいました。
全般的にちょっとモダンな感じに仕上がりそうな予感です。
全部を仕覆に使わなくても、使い道はたくさんありそう。

この表布と組み合わせる裏布は、実際に布が手元に届いてから色合わせしてきめようー。(といってもお店の方が今月末までインドに買い付け?で不在らしく、布が届くのはそのあと。。)
でもその間に、つがり糸の色や紐の素材、色やらいろいろと構想を練るのが楽しいかもしれない。

材料集めだけでも、いろいろ調べると面白い。
あと表布と裏布の間に入れる青梅綿(おうめわた)という薄い綿があるんだそうだ。
これも今はほとんど扱われていないため、少し探さなくてはいけない。

材料集めに、作り方の把握、、、いつ1個目ができあがるかのぉ。汗笑
当面たのしめそうだけど、まずは型紙を起こさねば、、、
実際に布をいじるのは相当先になりそうだぞ。

4 件のコメント:

  1. ご紹介、ありがとうございます!
    帰国直後でワタワタしつつ、
    今日も布に埋もれています。

    (お待たせしてすいません!
    これからメールいたします)

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  2. インドから帰国されたばかりでお疲れのところ、ご訪問ありがとうございます!
    はやかわさんのところの商品はいろいろ拝見させていただきました!

    私も古い陶器なんかが好きなのと、取り揃えている布のセンスがとっても素敵。
    サイトから醸し出される空気が「のんびりほっとする」感じで気に入ってしまいました。。。
    (実ははやかわさんところで注文する前に違うオンラインショップで注文してたんですが、キャンセルしてはやかわさんとこに乗り換えたんです。笑)

    自家栽培のお米も美味しそう!!
    また、今回の買い付けの商品を見にいかせていただきますので、、、

    布が届いたら(どのくらい時間がかかるか不明ですが。笑)さっそく仕覆作りをがんばってみたいと思っています!
    楽しみにしていまーす。

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  3. ぱっちょさん、すてきなトコ発見しましたね♪
    私も作りたいです!!
    →趣味は骨董収集 & my お猪口を持って飲みに出かける父親に。

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  4. rumyumanyuぱちょ江

    やろうやろう。
    お猪口を持って呑みに出かける親父になろう。笑

    rumyumanyuぱちょはもうどんな器を包みたいか。中身の器は手元にある?
    それが決まったらどんな布で包みたいか、イメージするだす。
    まずは表布。そして次は裏布をどうしたいか。。

    えっと、月曜日にシフクの本
    http://paccholife.blogspot.com/2009/10/blog-post_12.html
    をお貸しします。
    それでイマジネーションをふくらましておくれ。

    一緒に試行錯誤する相手が欲しいパチョさんなのであった。。。

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    アテクシの今の段階は、表布は「古布工房はやかわ」さんで買ったものを使う予定。
    (今日、届いた荷物を開けてみました。わりと押さえ気味の色だったので、落ち着いた雰囲気に作れそうです!こういうのも華やかで素敵と思いました!)

    休み中に裏布を選ぼうと思っています。
    それから「つがり糸」(袋の口をしぼる紐を通すところをつがり糸でかがって作る)と紐について考えてみる。
    あと、表布と裏布の間に入れる「青梅綿」という綿もネットで入手しようと思っていますが、rumyumanyuぱちょももしよければ共同で使う?

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