醤油の醸造を行っている澤井醤油本店に行ってみようと歩いてみる。
烏丸御池から歩くのはちょっと大変だったけど、新町通りをひたすら歩いて行けば着くはず。
途中、素敵な町家を発見した。
こういうのべんがら色っていうのかな?
ステンドグラスがマッチしています。
京都ってスポーツバイクやミニベロが似合う。お洒落なスポーツバイク店も結構多いんだよね。
今日は暑かった!けどひたすら歩いてやっと澤井醤油本店についた。
お店が見える前に香りでわかりました。子供のころにいっぱい嗅いでいた懐かしい香り。
お話を聞くと明治12年の創業だそうだ。看板と建物に歴史を感じます。
店内には大きな木樽がディスプレイされていてそのうちの1つは実際にもろみが入って熟成中。
梯子に登って木樽の中を覗かせてもらいました。
とってもいい香りです。メインの商品は「3年・2度熟成」のもの。
この「3年・2度熟成」と「さしみ醤油」の違いを説明いただき、味の比較もさせてもらいました。
「3年・2度熟成」はうまみが濃い!熟成が長いだけあってうまみ成分が普通の醤油に比べてたくさんできてるんじゃないかと想像。
「さしみ醤油」はうまみが甘く感じる。
どちらも捨てがたいけど、「3年・2度熟成」の小瓶を買ってみました。
これ、甘強酒造の「黒みりん」と合わせて鶏の照り焼きなんか作ったら最強なんじゃない??
むふふ。。。楽しみ。
「もろみ」の小袋も購入。これも、もろきゅうで食べるのもいいし、お肉に塗って炙り焼きなんて最高かも。
こういうお店はいつまでも残っていてほしいなぁー、と願わずにはいられません。
家に帰ってこれで何か作ろう。
お店を出てから三十三間堂に行った。
またもや閉館間近でゆっくり見ることができた。
観音様の博物館だよ、、、ほんと。
700年以上、この建物と観音様がここに佇んでいることが奇跡です。
どれも表情豊かでおもわず見とれてしまう。
風神雷神と二十八部衆は、寄せ木造りなのに纏っている衣の質感が本物の布のよう。
イタリアで沢山見たルネッサンス期の大理石の像もすごいと思ったけど、こちらも負けず劣らず素晴らしい!
この建造物や仏像制作を成し遂げた人々の信仰のパワーを感じずにはいられません。
また、この全てを修復しながら一般公開するお寺の方や修復士の方々の努力もただならぬものがあると思います。
お賽銭とともに、修復費用の寄付もこりゃせんとあかんね。
三十三間堂を出て、西側の通り沿いにある「鍛金工房 WESTSIDE33」という打ち出しの調理道具を作って直販しているお店に行ってみた。
小さなカトラリーやお皿から大きなお鍋まで、アルミや銅、真鍮などの打ち出し製品が揃っている。
一枚の板を打ち出して鍋や器を形作っている。
昔からある技術ですが、非常にモダンなデザインに仕上げられているものも沢山あり現代の暮らしにもしっくりくる道具たち。
こういうので湯豆腐やうどんすきを作ったら残業で遅くなった荒んだ心にも効果ありかも?
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