2010年5月31日月曜日

古布の和綴本「田谷さんのメニューブック」

鉄板さくら田谷さんのメニューブック。

作ってから1年3ヶ月ほど経過したら、やっぱりたくさんのお客さんが手にするので、表紙の和紙が汚れたり印刷がかすれてきてしまった。



そこで、先日、AXISギャラリーで「布」主催のワークショップ「手製本のワークショップ@AXISギャラリー」が開かれるということで、田谷さんのアルバイトの女の子におすすめしてみた。

そして、ワークショップに出た後、私が集めておいた古布を少し提供し、メニューブックを彼女が作り直してくれました。



明治期の藍の型染め木綿布。大きめの柄ですが、こうやって使うと、布の模様がクローズアップされて、いい感じです。古布なのにモダン。
渋い色の刺繍糸を合わせて綴じてくれました。


表紙は表は柄物。開くと藍染めの布。
縫って袋とじにして接着芯の代わりにもともと使っていた和紙の表紙を芯にしているそうです。藍染めの布は骨董通りの「古民芸もりた」さんで買い求めたハギレ。


ページの最後にまたもやぴったり合う色の紙を一枚挟み込んでくれています。
もとの裏表紙にQRコードや住所などが印刷されていました。
それらは別の紙にプリントアウトし、この挟み込んだ紙に貼付ければもとのメニューブックの情報を補完することができます。

素敵です!これ、売り物になりそうなクオリティ。

私の手元にあった布もこうして活かされていろんな人の目にふれることができたし。
ありがとう〜♩

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