2009年12月26日土曜日

DVD備忘録


劔岳 点の記

リタイアして山歩きにはまっている両親がこの映画見たっていうから、私も借りてみた。
父親が特に山歩きにはまっていて、暇があれば山歩きの本やグッズを見たり、私がしらないうちにどこかに山歩きしにいっているっぽい。

若い世代よりも年配の人の間で山歩きに夢中になる人が多いような。
そこには何かあるような気がします。


映画は、明治40年に測量のための「点の記」(三角点)をたてるため、前人未到と言われていた剣岳に測量のため登った陸軍参謀本部陸地測量部(現在の国土地理院)の話。
登山道具も靴なんか「わらじ」ですよ。防寒具だってテントだって寝袋だって今の時代に比べたら満足なものはない。
地元の山案内人の手助けを借り登山口を見つけるためにそれこそ何年もかけてアタックする。
主人公の柴崎や山案内人の長次郎たちはもちろん、こういう多くの人たちの努力と挑戦があって地図が作られたんですねー。
感動しました。

銅錫杖頭にもどんなストーリーがあるのか太古の昔に思いを馳せてしまいます。。




映画の制作過程もすごい。空撮やCGなどは全く使わず撮影したらしい。
この作品は映画館で見たらきっと良いだろうなぁ。
撮影の記も見てみたい。





アマルフィ

織田裕二とイタリアがどんだけマッチしているのか?という謎がありつつ借りてみた。

うーん。。。見てみた。
"サラ・ブライトマンの歌が流れる「踊る大走査線」(ロケ地:イタリア)"って印象。
すっごいお金かけた2時間サスペンスドラマかなぁ。

主人公は外交官なのですが、なぜか「踊る」化。(汗)ちょっとキビシィ〜〜キビスィすぎる〜。
いや、制作に関わった皆様は大変な思いをして作られているのはわかるのですが、、、ちょっと薄いなぁ。


最近のNHKのスペシャルドラマの方がクオリティは確実に高いでー!
(キツパリ)


強いてこれと比べると、、、、、

同じようにフジテレビ制作でイタリア撮影された映画「冷静と情熱のあいだ」。
こちらはラブストーリーですが、強いて言えばこっちのほうがまだ良かったかなぁ。。

というよりアテクシは原作を映画を見る前に読んでいて、主人公たちが出会った時期と場所がどうやらアテクシのリアル行動範囲、時期とかなり被っていることが気になりたまたまCSかなんかで放送してるのを目撃。
学校や、梅が丘や、シモキタの喫茶店のシーンなど学生時代&小田急線沿線に住んでいたころの空気を感じ懐かしかったです。

まあ、こっちもエンヤ全開ですが、吉俣良さんのサウンドトラックがイタリアの美しい映像にとてもマッチしてるところが良いかと。
フィレンツェに行った時、このサントラ、思い出しちゃいましたよ。

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