2010年3月21日日曜日

最終回

放映中のドラマを1話も欠かさず最終回まで見たの、久々です。
(といいながら、「龍馬伝」「宿命」はあらゆる手段を使って見ていますが。w)

「不毛地帯」、最後までやっと見ることができました。
1話、2話時点では「シベリア」部分が相当端折られている感じがして不満だったのですが、終わってみるとシベリア部分を盛り込んだら2クールでは到底終わらなかったはず。

今の若い世代の人に向けて、シベリア部分ももうちょっとあったら尚良かったんだけど。
シベリア抑留で亡くなった6万人とも言える方々、帰還後様々な辛酸を舐めた方々のご苦労というのは後世語り継がれないといけないことだと思うし、国際法を無視したソ連側のこの行為は許されるものではありません。
こんなことが許されていいのかと憤りを感じます。
政治的な要因もあって省略されてしまったのかな、と思うところも。

登場人物のキャスティングも良かったのではないでしょうか。
感情を押さえたキャラで演じ通された壱岐正も良かったし、特に鮫島、大門、里井、小出役は嵌ってたと思います。
(里井&鮫島の激昂するシーン、鮫島&小出の不気味キャラ。を思わず真似したくなる w でも出来ない。w)


歴史に疎い若者が多そうなのと、商社の攻防戦など、結構難しい内容だったから視聴率があんまり良くなかったのかしらん?
サルベスタンのところももう少し欲しかった。ここ撮影にお金かかりそうなところですが。。

でも、豊子原作ドラマの中でも結構楽しめた作品でした。

山崎豊子さんにはその後の壱岐正も(また瀬島氏をモデルにして)描いてもらいたかったです。。。そしたら今度は政治の裏を描いた話になってまたこれも面白そう。

フジテレビさんには「一瞬、瀬島氏が出てくる」繋がりでメディアの支配者もドラマ化してもらいたいわん。(あり得えないか、、、)


最終回を見た後、あらためて瀬島龍三さんの映像を拝見。
こんなすごい人生を歩んだことに敬意を表します。心にしみるコメントも。
ご冥福をお祈りしたいと思います。

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