2010年4月1日木曜日

恍惚。。。

今日手に入れたコレ。

エイ出版社「まるごとオリーブ」

表紙を見ただけでモえました。アテクシがこの本を買わないわけがないです。
自家製オリーブ塩漬け&自家製オリーブオイル作りを今年も計画してるわけですから。。。

手に取ってお昼ご飯のときに食い入るようにずっと読んでました。W

P53に紹介されている「エビのアヒージョ」。
すごい美味しそうでそそられた。

スペインタパスを作るために、リビングモティーフでスペインはレガスの直火OKのお皿「レクタングルトレイ」を買ってあるじゃないか。

早速、帰りにスーパーで具材を物色。
家には旬のタケノコがあるでしょ。(無くなる前にタケノコをオリーブオイルソテーで食べようと思っていた)
それと魚貝を組み合わせたい。

お刺身用のこぶりのやわらかそうなヤリイカと蚕豆もいれてやろう。
もうわくわくもので帰宅です♩


はしっこ、まだジュワジュワしてる。この器、素晴らしいです。
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【材料】(分量?そんなの適当ですよ)
小さめのヤリイカ
旬のタケノコ(灰汁抜きしたもの)
蚕豆(薄皮をつけたままにしておく)
プチトマト
にんにく(もちろん青森産)
唐辛子
オリーブオイル



【つくりかた】
ヤリイカは足とワタと軟骨をとってキレイにお掃除して食べやすくカット。(小さいヤリイカはキッチンペーパーでこするだけで皮がむけます)
タケノコは食べやすい大きさにカット。蚕豆は外皮をむいて薄皮をつけたまま。プチトマトは風味を加えたいだけなのでほんの少しをカットしておく。にんにくは芽をとって輪切り。
直火OKな耐熱皿にオリーブオイルを大さじ4とにんにく、唐辛子を入れて火にかける。
にんにくがじゅわじゅわしてきたら、タケノコと蚕豆を最初に入れて塩をぱらぱら。
蚕豆がやわらかくなってきたらイカをいれて塩をパラパラ。

イカにほどよく火が通ったらできあがり!(火を通しすぎるとイカが固くなるので注意です)
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白ワインと一緒に食し、恍惚です。
具材それぞれも、組み合わせも最高だったです。

その中でも感激したのが「蚕豆」

下茹でなんかしたらもったいないので、薄皮付きで使ったのが大正解!
ほっくほくです。
今度は蚕豆だけをオリーブオイル、にんにく、唐辛子、塩で同じ調理法で料理しようっと。

蚕豆好きな人!薄皮付きの生の蚕豆をオリーブオイルで煮て(揚げ煮?)、塩だけでいっちゃってください。絶対に気に入るから。

こぶりのイカを買う時、いっつも思い出すのが村上春樹の「遠い太鼓」

ノルウェイの森執筆後の3年間をヨーロッパで過ごした時のエッセイ。
彼のローマでの暮らしを綴った一節で、市場で野菜や魚貝を買い、家に帰ってきちんと仕分けし、下ごしらえをするシーンがあるのですが、そこでやわらかいこぶりのイカをお刺身に仕立てる描写が好き。

なんでしょうね?
日常のシーンのひとコマなのに、アテクシ的には「遠い太鼓」の全ページの中でそこが好きなシーンのBEST 3に入ると言い切れます!w

そういうのに反応する習性があるから、海外旅行もキッチン付きの宿泊施設に泊まりたいと思っちゃうんだろうなぁ、、、


【びっくりしたこと】
ヤリイカのワタを抜こうとしたら中に小アジが入ってた!(しかもイカ2はいに1匹づつ!)
水揚げの時に入っちゃったんでしょう。
一瞬、イカってどっから餌食べるんだ!と思って焦った。汗

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